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アニメ呪術廻戦 #51「葦を啣む」感想|アニメの良さ、原作の良さ、貴方はどっち派?

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今週も呪術廻戦の感想を語っていきます!
原作(148〜152話)の中でも特に印象深いエピソードだっただけに、アニメ化を心待ちにしていました。

まずタイトル、「葦を啣む」
画面いっぱいに出ましたが……読めねェ。

「あしをふくむ」と読みます。
意味は用意周到・抜かりがないということ。
作中に登場する渡り鳥・雁(がん)は、遠く海を渡る前に、海上で羽を休めるための“葦”をあらかじめ用意し、それをくわえて旅立ったという伝承が由来です。

今回では、真依から真希への伝承や全部ぶっ壊すの覚悟等、不穏で決定的なニュアンスが伝わってきます。


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真希VS禪院扇|神作画と“漫画的カタルシス”

アニメはもう、終始神作画
原作では幽☆遊☆白書の飛影VS時雨をオマージュしたであろう「絵だけで魅せる」演出が光っていました。
そもそも扇のキャラデザが時雨ですよね(笑)

アニメ版も、決めのカットはしっかり幽白感を出しつつアニメならではの重さと迫力も感じました。
ただし原作は、幽遊白書+HUNTER×HUNTERのキルア感までセットで襲ってくるのでもうたまりません。
どちらが上、ではなく「別ベクトルで最高」という表現が一番しっくりきます。


禪院家をぶっこわーす

躯倶留隊(くくる隊)を一蹴するシーン。

アニメは作画・カメラワークともに文句なし。
ただ、漫画のテンポの良さが際立つ場面でもありました。

  • アニメ:
    → 一人ひとりを倒している凄さを味わえる
  • 漫画:
    → あっという間に殲滅する圧倒的スピード感

真希さんSUGEEEEEE!!!!!をじっくり堪能したいならアニメの演出。
真希さんの圧倒的感を浴びたいなら漫画の方の演出が良いです。


真希VS炳(ヘイ)|アニメが“完全勝利”した術式表現

長寿郎さんの術式。
これはもう、完全にアニメの勝ち
空間の歪み、質量、重さ
「長寿郎さんのアレをくらってなんで動ける……」に腑に落ちる表現でした。
一方で、蘭太の術式描写は漫画の方が緊迫感が強い。
アニメでは目の表現だけなんか浮いてるように見えてしまいました。

そしてどうしても拭えないのが、原作から溢れ出る冨樫感
特に甚壱さんのラッシュシーンとか。

甚壱さんの最期の表現はなかなかショッキングで圧巻。
心臓がキュッとなる感覚になりました。
このシーンはアニメに軍配が上がります。


真希VS禪院直哉|好みが分かれる最終局面

このバウトも、アニメならではの良さは確実にありました。
ただ個人的には、ここは原作の方が刺さった

理由としては、

  • 直哉がところどころ“小物”に見えてしまう
  • ラストの4カメ演出、スカッとするはずなのに、どこかギャグ寄りに感じた
    (あれは意図的なのかもしれませんが)

とはいえ、拍子木の音をドラムで表現した演出は最高に格好良かった。

そして骨が砕ける描写。
今まさに骨折している自分には、ダメージ表現がリアルすぎて直撃でした(笑)


禪院家崩壊|母はなぜ、とどめを刺したのか

真希のお母さんは、なぜ最後に手を下したのか。

  • 「産まなきゃよかった」から
  • 「産んでよかった」になったのは何故だろう?

人により解釈は様々ですが個人的に一番腑に落ちたのは、

禪院家が滅んだことで、実の子を虐げる“必要”がなくなった

という考え。

母親自身も、禪院家が嫌いだった。
でも逆らえなかった。
家が壊れた瞬間、ようやく“母”に戻れたのかもしれません。

救いがないようで、ほんの一瞬だけ救いがある。
呪術廻戦らしい後味です。


エンディング演出|終わりよければすべてよし

ラストの演出からEDへの流れ、文句なしに素晴らしい
ここまで色々言ってきましたが、この締め方で今週も最高の一言に尽きます。


総評|アニメ×原作で完成する最高の体験

全体的なクオリティ、演出は「さすがアニメ呪術」の一言。

ただし、

  • 一番の見どころ
  • 決めの一瞬
  • 魂をぶん殴ってくる場面

ここは原作の方が強く響くという印象でした。
アニメを観た後、原作を読み返す。
この往復が、今、最高に楽しい。

「葦を啣む」
――真希の覚悟と、禪院家の終焉を描いたこの回は、
アニメと漫画、両方で味わってこそ完成する名エピソードでした。

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