※原作対応話数:第147話/153〜155話
まずは結論まとめ
- パンダのエピソード、毎回重い
- 秤金次編への導入として、緊張感を溜めに溜めた構成
- 次回の虎杖VS秤への期待値を最大まで引き上げる引きが秀逸
あらすじ|夜蛾の死と、秤金次への道
渋谷事変後、死罪となった夜蛾正道。
彼のもとに刺客が放たれ、そこへ現れるのは――楽巌寺嘉伸。
一方、薨星宮を発った虎杖悠仁と伏黒恵は、死滅回游を止めるための戦力として停学中の呪術高専3年・秤金次に協力を仰ぐべく行動を開始する。
上層部と対立関係にある秤に警戒されないよう、二人は身分を隠し、秤が胴元を務める賭け試合
「ガチンコファイトクラブトーナメント」へ潜入する。
パンダのエピソードから始まる重さ
原作では禪院家崩壊の1話前にあったエピソード。
今話はパンダ誕生の物語から幕を開ける。
ギャグ要員として見られがちだったパンダが、実は誰よりも人間らしい一面を見せる存在だったことを、この話は容赦なく突きつけてくる。
夜蛾正道という“呪術師の矜持”
パンダが拘束されたことを知った夜蛾は、潜伏していた天元の結界を抜け出し、自らの意思でパンダのもとへ向かう。
その前に立ちはだかるのが、呪術界上層部の象徴とも言える 楽巌寺学長。
ここで印象的なのは、「善悪」でも「思想」でもなく、立場だけが二人を殺し合わせているという構図。
「呪いですよ」――147話最大の名シーン
楽巌寺に敗れ、致命傷を負った夜蛾は、完全自立型呪骸の作り方を語る。
楽巌寺の慟哭とも取れる問いかけ。
「何故…今更話した 何故もっと早く 何故生き延びなんだ…!!」
それに対する夜蛾の答え。
「呪い…ですよ 楽巌寺学長 私から アナタへの呪いです」
ネット上では、
- 「優しさと復讐が同時に成立している台詞」
- 「呪術廻戦という作品を象徴する一言」
と評価されることが非常に多い。
“術”ではなく“想い”としての呪い。
それを最後に遺す夜蛾は、間違いなく 教師であり、父だった。
夜蛾と日下部の関係も重い。
虎杖VSパンダ|原作派が唸る理由
物語は虎杖サイドへ。
秤金次を死滅回游の戦力として迎えるため、賭け試合会場へ乗り込む虎杖。
門番とのやり取りは、正直に言うと原作の方が好み。
- コマ割りの緩急
- 演出
- セリフの配置
原作には冨樫義博リスペクト全開な“厨二心を刺激する間” があり、漫画ならではの熱があった。
秤金次と虎杖の緊迫感|漫画>アニメ?
秤と虎杖の会話のシーンは、カメラワークを変えず、あえて淡々と進む“ドラマ的演出”。
ただ、
虎杖の失言 → 「高専の回しもんか?」
この一瞬の空気の張り詰め方は、原作の方が圧倒的に緊張感があったのも事実。
とはいえ最後の虎杖と秤のぶつかり合い。
それまで溜めに溜めた感情と空気が、一気に解放される構成は見事。
すべてが「次回を見ろ」と言わんばかりの引きになっていた。
今回は“繋ぎ回”だが、必要不可欠な回
前回の禪院家のような手に汗握る怒涛の展開ではなく、
今回は次への繋ぎのエピソードのように思えた。
ただし、秤金次という強烈なキャラクターを理解するには欠かせない1話だった。
呪術廻戦は「漫画×アニメ」で完成する
死滅回遊編を視聴しながら改めて感じたのは、
- バトル補完 → アニメが最強
- 会話・説明 → 漫画でじっくり読むのが至高
というバランス。
1話あたりの情報量が非常に多いからこそ、アニメで全体を把握した後、漫画で自分のペースで噛み砕き理解を深める。
この二重構造こそ、呪術廻戦の最大の楽しみ方なのかもしれない。
次回への期待|秤金次VS虎杖悠仁
次回、ついに本格的に始まる 秤金次VS虎杖悠仁。
呪術廻戦屈指の“熱量キャラ”秤が、どこまでアニメで暴れてくれるのか。
来週が待ちきれない。




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