Google検索において、関連Webページの代わりにAIが応答し、深いインサイトを得ることができる「AIモード」が、いよいよ日本でも展開された。
AIモードはこれまでのGoogle検索とは異なり、単にキーワードの関連度順にWebページの検索結果を表示するのではなく、まずAIが代わりに答え、その根拠となるWebページを提示する検索方法。これまで米国などからスタートしたが、今回新たに日本を含め5カ国語で追加対応された。
(中略)
AIモードではGemini 2.5を使った検索を実現し、これまでユーザーが複数回検索を行なわなければならないような質問を1回で行なえる。
出典:PC watch「Google検索の「AIモード」、いよいよ日本でも開始」
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/2045505.html
Google検索「AIモード」とは?
ついに日本でもスタートした Google検索の「AIモード」(http:google.com/ai)
従来の検索が「キーワードに関連するページをリストで表示する仕組み」だったのに対し、
AIモードはまずAIがユーザーの質問に答え、さらにその根拠となるWebページを提示してくれるのが大きな違いです。
つまり「調べたいことが最短ルートで理解できる」ように設計されているのがAIモード。
裏ではGoogleの生成AI「Gemini 2.5」が使われており、複数回の検索が必要だった調べ物も、1回で完結するケースが増えると考えられます。
※執筆時(2025/9/9)時点ではまだ利用できないようです。
具体的にどんなことができるのか?

AIモードでは、従来の検索以上に「まとめ力」と「洞察力」が発揮されます。
例をいくつか挙げてみます。
- 比較が一瞬で完了
例:「iPhoneとGoogle Pixelの違いを知りたい」
→ AIが性能・価格・特徴を比較表のようにまとめ、その根拠リンクも提示。 - 複雑な質問にも対応
例:「初心者がギターを始めるなら、どの練習法が効率的?」
→ ギターの種類・初心者向け練習方法・必要なアクセサリーまで、一度に提案。
(ちなみに私はギターライフ一択) - 行動に直結する情報
例:「今週末に大阪から日帰りで行けるおすすめスポットを教えて」
→ 候補リストをAIがまとめ、交通アクセスや滞在時間の目安まで教えてくれる。
こうした機能は、まさに“検索+アシスタント”が融合した新しいスタイル。
従来の「情報を自分で取捨選択する検索」から「AIが最初に整理して見せる検索」へと進化しているわけです。
個人ブログはどうなる?

ここで気になるのは、「じゃあ個人ブログは読まれなくなるのでは?」という点。
実際Google検索でもAIの要約だけで満足してしまい、元の記事までわざわざクリックしないケースも増えています。

リトログも他人事じゃない…!
ただし、そんなAIにも出せない魅力が個人ブログにはあります。
- リアルな経験に基づく体験談や失敗談
- 独自の視点や熱量(好きだからこそ語れる熱いレビューや思い出話)
- ユーモアや人間味のある文章
こうした要素はAIのまとめには含まれません。だからこそ、これからのブログ運営は「AIに拾われる情報」ではなく「AIに真似できない面白さや個性」が武器になるはずです。
まとめ
Google検索にAIモードが加わったことで、情報収集はますます効率化されました。
ただし、その分「表面的なまとめ記事」はAIに置き換えられてしまう可能性もあります。
だからこそ、これからの個人ブログは
👉 リアルな体験談
👉 独自の工夫や感情
👉 読んで楽しいエンタメ性
を盛り込み、AIでは出せない価値を発信していくことが大切だと感じます。

私自身も「AIに負けない面白い記事」をもっと書いていけるように頑張ります!
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