※アイキャッチ画像はイメージとして生成したものです。
2025年9月15日に放送された特番「【新曲プロデュース対決】禁断バトル人間とAIどっちの曲が人気」で、大きな話題が生まれました。
作詞家・秋元康さんと、GoogleのAI「Gemini」を活用して秋元さんの過去作品や言葉を学習した“AI秋元康”が、それぞれAKB48の新曲を制作。ファン投票で人気を競ったところ、AI秋元康の楽曲「思い出スクロール」が勝利を収めたのです。
作詞家の秋元康氏と、Google Geminiを使って秋元氏の言動を学習した「AI秋元康」がそれぞれ、AKB48の新曲を作って対決する番組「【新曲プロデュース対決】禁断バトル人間とAIどっちの曲が人気」が9月15日、テレビ放送され、話題になった。
対決したのは、秋元康氏がメロディを選び、歌詞を書いた「セシル」と、AIがメロディを選んで歌詞を制作した「思い出スクロール」。楽曲を公開して一般投票を募ったところ、「セシルが」約1万票、「思い出スクロール」が約1.4万票を獲得し、AIが本人に勝利した。
出典 ITmedia AI+ 秋元康、AIに負ける 「秋元康を学習したGemini」が作ったAKB曲、デジタル配信中
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2509/16/news091.html
最初にまとめ
- 秋元康 vs AI秋元康の対決でAIが勝利
- AI作成の「思い出スクロール」が投票1.4万票で支持
- AIは歌詞制作だけでなくメンバー選抜にもデータ活用
- 秋元康さんはAIを前向きに捉え、音楽の新時代を示唆
- 今後はAI活用作曲家がさらに増える可能性大と予想
対決の詳細
- 秋元康さんが制作した楽曲:「セシル」(レトロ調の憧れを歌った曲)
- AI秋元康が制作した楽曲:「思い出スクロール」(スマホ時代の失恋を描いたテクノポップ)
- 投票結果:「セシル」約1万票 vs 「思い出スクロール」約1.4万票
結果的に、AIが秋元康本人を超える評価を獲得しました。
AIの選抜方法も斬新

「AI秋元康」は歌う16人のメンバー選びでもデータを活用。
SNSやネット上の評価を数値化し、前田敦子さんの協力も受けながらメンバーとの面談も実施。
感情分析ツールを用いてセンターを選出したそうです。

なんかもうAIすご過ぎないか?
すでにAI活用作曲家は存在する?
今回のニュースを見て思ったのは、すでにAIを活用している作曲家やプロデューサーは意外と多いのではないかという点です。
実際にメロディの生成や歌詞のアイデア出しにAIを活用すれば、効率的に制作できるはずです。
今回の番組のように「人間 vs AI」と銘打つとショッキングに映りますが、現実的には今後はAIをツールとして共存させるのも当たり前になっていく気がします。
秋元康らしい“旬”の仕掛け

秋元さんはこれまでも、時代に合わせて斬新なプロデュースをしてきた人物。
今回「AI秋元康」という存在を打ち出したのも、旬のAIブームをうまく取り込み、話題化に成功した戦略だと感じます。

そもそも秋元康さんのトレンドを取り入れるやり方も
AIの手腕と似ているような。
そう考えるとメチャクチャ時代を先取りしていた方ですね!
感想と今後の展望
AIに負けたとはいえ、秋元さん自身が「AIがもっといい曲を書いてくれるなら、その方がうれしい」と語っていたのも印象的でした。
AIを敵視するのではなく、むしろ新しい可能性として歓迎する姿勢は、これからの音楽業界のあり方を象徴しているように思います。
今後は「AI × 人間の共同制作」が当たり前になり、さらに多彩な楽曲が生まれていくのではないでしょうか。
賛否両論ありますが、私は数年後のトレンドが楽しみです。
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