最初にまとめ
- 2025年発売、限定10,000本のB’z松本孝弘氏監修のシングルモルトウイスキー 藍音(AION )
- 製造は兵庫県・江井ヶ嶋酒造、モルトのみ使用、46度/500 ml/価格:31,900円(税込)
- 松本氏がシェリー樽とバーボン樽を掛け合わせた熟成モルトを選定。
- 初心者にも飲みやすいまろやかさがありつつ、スモーキーさもあり、一口飲んで「Kilchoman(キルホーマン)に似ている!」という印象を受けました。
- AIONを手に入れられなかった人、勿体なくて飲むのをためらっている人にはキルホーマンを代わりに飲むのもありかも。
- B’zライブ後の打ち上げや、大切な記念日にグラスを傾ける“特別な瞬間”にふさわしいウイスキーです。
今回は、B’zのギタリスト松本孝弘さんが監修したウイスキー「藍音(AION)」を、実際に飲んでみた感想を紹介したいと思います。
限定10,000本という事もありレビュー記事も少ないこの一本。
もったいなくてまだ飲めていないTAKファンの皆さん、ウイスキー好きの皆さんにも、参考になれば嬉しいです。
松本さんはギタリストとしてもちろん尊敬しており、ウイスキー愛好家という事も知っておりますが、ファンとして盲目的にならないよう、忖度なくレビューしていきます!
■ 藍音(AION)とは?
「AION」は、松本孝弘さんが初めて監修した「Waltz in Blue 青の円舞曲」から3年を経て登場した、待望の第二弾コラボウイスキー。
製造を担うのは、兵庫県の老舗「江井ヶ嶋酒造」で今回は“もっと多くの人にウイスキーを愉しんでもらいたい”という想いから数樽をテイスティングし、その中からバーボン樽+シェリー樽を掛け合わせた好みのモルトを松本さん自身が選定しています。
名前の由来は、「藍」=日本の伝統色・深い青、「音」=音楽や響き、を合わせた造語。
ボトルのパッケージも鮮やかなスカイブルーに水紋が浮かぶデザインで、“華やかな香り”“軽やかな味わい”を視覚的にも想起させる仕様です。

Waltz in Blue発売当時はウイスキーの魅力に気付けておらず、
購入をスルーしたことを後ほど大変後悔した為、
30,000円という高額な買い物でしたが迷わず抽選申し込みしました!
■ スペック&公式テイスティングノート
- 原材料:モルト
- アルコール度数:46度
- 内容量:500ml
- 製造者:江井ヶ嶋酒造株式会社
- 販売元:株式会社B ZONE
- 価格:31,900円(税込)/税別29,000円。
公式テイスティングノートによると
色調:イエローゴールド
香り:フレッシュなシトラスフルーツ、グレープフルーツ、パイナップル。バニラの甘い香りと少しカカオ。ほんのりスモーキー。
味わい:フレッシュな酸味とほのかな麦の甘み。スモークしたアーモンドやチョコ。
フィニッシュ:ややスパイシーでドライな余韻。
という構成で、「香りが華やか」「甘み・フルーツ感あり」「スモークとドライな後味でキレる」という印象を受けます。
■ 飲む前のイメージ
B’zファンとして、ギタリストとしての松本さんに敬意を持っていて、同時にウイスキー愛好家である事も知っています。
だからこそ、「ファンだから褒めなきゃ」という忖度は一切なく評価しようと思いました。
味のイメージとしてまずウイスキー上級者の方は、飲み慣れない初心者とはちょっと味覚のステージが違う気がします。
たとえば、初めて二郎系ラーメンの“ニンニクマシマシ”を食べたとき、「これは強すぎる…!」って感じるようなもの。
通の人は、その強さやクセに慣れているので結構苦味の強いウイスキーなのではないか?と予想。
しかしパッケージを見るとアルコール度数は46度と想像よりは低め。
また、モルトウイスキーという文字から「いいウイスキーって事だな!」と思いました。
(本当にこれぐらいの知識しかない)
補足すると、「モルトウイスキー」とは「大麦麦芽(モルト)だけを原料にして造られたウイスキー」で、香り・風味に豊かさが出やすいタイプのウイスキーです。
■ 実際に飲んでみた感想


普段はロックを好むのですが、流石に3万円のウイスキーをいきなりロックは勿体ないと思いストレートで嗜むことに。
コルクを開けた瞬間、まず感じたのは香りの変化。
開けたての第一印象と、その後嗅いだ二回目の香りが違い「あれ?!」と驚かされました。
バニラの甘さと、やんわりとしたスモーキーさが感じられました。
そして一口。
口に含んで一口飲んだ後に、私の中で「あ、この味は…!」とふと思い出したのが以前飲んだ「キルホーマン・マキヤーベイ」
「キルホーマンをよりまろやかに、優しく仕立てたような味わい」だと感じました。
ストレートでもアルコールの刺激が強すぎず、
飲みやすさと深みを両立した、まさに“上品な一杯”という印象でした。
丁度キルホーマンのボトルもあり、その日は3人で飲んだのですが3人共キルホーマンに似ているという意見は一致したので概ね間違っていないようです。
藍音とキルホーマンの共通点
AIONとKilchomanは本当に似ているのか?キルホーマンの特徴を調べてみました。
- キルホーマン(Kilchoman)は、スコットランド・アイラ島の蒸留所で、アイラらしいピート/スモーク香を持ちつつ、柑橘やトロピカルフルーツ、バニラなどの甘み・フルーティさも併せ持つという評価がある
- キルホーマンの製造工程・成熟樽構成としては、「バーボン樽+シェリー樽」の掛け合わせが多く、麦の甘み・フルーツ甘さ+ピートスモークという“バランス型”が特徴
驚くことに
- 藍音も「バーボン樽+シェリー樽」という熟成構成。
- 香りに「シトラス/パイナップル/バニラ」というフルーツや甘さ要素。
- ほんのりスモーキー感もある
つまり、私が「キルホーマンに似ている」と思ったのは単なる勘ではなく、
ちゃんと味の構成的にも“似ている理由がある”ということが分かりました。
もちろん、これはあくまで私の主観ですが、
「味わいの系譜」で見ると確かに通じるものがあると言えると思います。
テイスティングノートを見ながら飲む
続いて自分の感想と照らし合わせる為に、公式サイトのテイスティングノートを見ながら飲みました。
■色調:イエローゴールド
→ 見たまんま!間違いなし。
キレイなウイスキーらしい色合いです。
■香り:フレッシュなシトラスフルーツ、グレープフルーツ、パイナップル。バニラの甘い香りと、少しカカオ。ほんのりスモーキー。
→ 初見ではっきり分かったのはバニラだけでした。
改めて意識するとチョコのような香りも感じられました。
パイナップルの風味も、意識すると確かに分からなくもない。
グレープフルーツは、何度嗅いでも正直ピンとこなかったです。
それにしてもウイスキーって意識するとこんなにいろんな香りが感じられるんだと思いました。
(冒頭で一度目と二度目の香りが違ったのも意識の違いかな?)
■味わい:フレッシュな酸味とほのかな麦の甘み。スモークしたアーモンドやチョコ。
→ 甘みやスモーキーさは分かります。
アーモンドやチョコの味と言われると正直、よく分からない(笑)
全体的に飲みやすくて優しい味で、ウイスキー初心者から上級者まで楽しめると思います。
■フィニッシュ:ややスパイシーでドライな余韻
→ まさにこの表現がピッタリで読んでなるほど!と思いました。
口に含んだ後のピリッとした感じと、飲み込んだ後のスッと引く余韻が「ドライ」そのもの。
今まで「カァーっと来る感じ」としか言えませんでしたが、今後このフレーズを使わせて頂きたい。
私的に100点の表現です。
■ ネット上の声(B’zファン/ウイスキー好きから)
SNS・ブログを見てみると、
- 「ボトルの見た目があまりに綺麗で、飾っておくだけで満足」
- 「3万円超えで手が出しづらいけど、B’zファンとしては記念に欲しい」
- 「香りがシトラス系で軽やかな印象。46度でもストレートで飲みやすかった」
など、「味」よりも「所有価値・記念品としての価値」に言及する声も少なくありませんでした。味に関しても「初心者でも飲みやすかった」というコメントが出ており、私の感覚とも近いと感じました。
■ まとめ・私の結論
「藍音(AION)はウイスキー初心者でも安心して味わえる、“松本さんが選んだ特別な一杯”」
香りは華やかで、口当たりはやさしく、余韻も深い。ウイスキーとしても完成度が高く、しっかりと“作品”としての魅力を感じました。
B’zファンにとって“所有する喜び”と“味わう楽しみ”の両方を満たす一本です。
ただ、1本3万円という価格設定から、今後第三弾が発表された時に手は出さないかなと思いました。(多分…)
執筆現在(2025年11月5日時点)、公式サイト「Musing」にて二次販売が行われていますので
是非公式ルートからお買い求めください。
AIONはもったいなくて飲めない!味の方向性をもう少し気軽に試してみたいという方には、
同じく“バーボン樽+シェリー樽”熟成で、フルーティーさとスモークのバランスが近い【キルホーマン マキヤーベイ】もおすすめです。
AIONと比べると尖った味なので、こちらはウイスキー慣れしている方へお勧めの1本です。
この記事が、あなたの“次の一杯”のヒントになれば嬉しいです。






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